ACADEMIC COLUMN

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日本人の9割が歯周病?

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平均寿命ほど、歯の寿命はのびていない

私たちが住む日本では、ご存じのとおり医療環境の整備にともない長寿社会が到来しています。平均寿命男性は80.75歳、女性においては86.99歳と発表されています。しかし、私たちの歯の寿命はそれほどのびてないようです。

たとえば、虫歯の有症率は、30歳代ですでに100%、また喪失率は60歳代で12.2本、70歳代で20.1本もあるといわれています。

年々増えている歯周病

厚生省が6年ごとに実施する疾患実態調査の結果を見ると、歯周病にかかっている国民の割合は平成26年調査で73%。前回調査の68%を上回っています。
また、25歳以上の増加が目立ち、中でも、中高年層(45~54歳)で、歯周病にかかっていない人の割合は、歯のすでにない人を除けば1割にすぎないほどだといえます。

成人病と歯周病

そのうえ最近は、歯周病と糖尿病をはじめとする成人病・全身疾患などの関連もクローズアップされています。
糖尿病の患者に歯周病が多いことは以前から言われていましたが、糖尿病で歯周病の患者に、抗生物質の服用とブラッシングを徹底させたところ、血糖値が低下したというデータがアメリカより報告されました。
歯周病が糖尿病治療を困難にさせていることも明らかになりました。
長生きする時代になったからこそ、歯の健康がとても大切になってきているといえます。

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