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アパタイトとハイドロキシアパタイトは別物?

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アパタイトとハイドロキシアパタイトは別物

アパタイトは燐灰石(apataite)のことです。 一般的には、フッ素燐灰石をさすことが多いです。 透明で大きく色の美しいものは宝石となるが、そのようなものはめったに採ることができないため、小さなものが様々なアクセサリー用に加工されています。
ハイドロキシアパタイトは、水酸燐灰石(すいさんりんかいせき、hydroxyapatite, HAP、水酸アパタイト、ヒドロキシアパタイト、ハイドロキシアパタイト)は、燐灰石のうち、1価の陰イオンとして水酸基を主に含むものの称号。人間をはじめとする脊椎動物の歯や骨といった硬組織の主要構成成分です。
(hydroxyapatite)はアパタイトにOH(ハイドロキシ/ヒドロキシ)がくっついて出来たものことを言います。
ちなみに、OHは、水素Hydrogenと酸素Oxygenが合体したもの(hydroxy)のことを呼びます。

アパタイトとハイドロキシアパタイトは別物です。

まとめ図 アパタイト        燐灰石 構造式Ca5(PO4)3(F,Cl,OH)2  使用用途 宝石・アクセサリーなど
ハイドロキシアパタイト  水酸化燐灰石(アパタイト+OH→ハイドロキシアパタイト)
H+O→OH  構造式  Ca5(PO4)3(OH)  使用用途 歯や人工骨、歯磨き粉など

ハイドロキシアパタイトの特徴・性質・化学式

燐灰石(アパタイト)のうち、1価の陰イオンとして水酸基を主に含むものを水酸燐灰石(ハイドロキシアパタイト)といいます。
ハイドロキシアパタイトは、歯や骨を構成する無機質の主成分です。
カルシウムとリン酸の反応で合成されており、湿式合成、水熱合成などで人工的に作ることも可能です。通常は硝酸カルシウムとリン酸三ナトリウムから作られています。

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