研究所コラムLaboratory column
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ポイント2:製造法によって分かれる良いコラーゲンと悪いコラーゲン
健康食品や化粧品の「美と健康」の代名詞ともいわれるコラーゲン。でも、コラーゲンの選び方次第で、全く効果がないものもあります。
コラーゲン研究を続けて20年以上のルウ研究所が、肌を美しく保つために、またアンチエイジング効果を願うあなたに最適なコラーゲンを選ぶポイントを紹介します。
今回のポイントは、一見しただけではなかなかわからない「製造法」です。
純粋コラーゲンを抽出するには「加水分解法」が良い
コラーゲンを抽出する代表的な製造法は大きく分けて、
1. 酵素法(粉末)
2. アルカリ法(粉末)
3. 加水分解法(液体)
があります。
この中で、不純物の混ざらない純粋コラーゲンを抽出するには、一切薬品を使わない加水分解法が優れています。
酵素法では添加酵素が、またアルカリ法ではナトリウムが商品に残存しているので純粋とはいえません。
加水分解法の中でも、高純度コラーゲンを得る最先端技術の方法がある
加水分解法の中では、煮出し法、高圧法を経て開発された高度な精製、滅菌、脱臭工程を要する水熱分解法は、現在、高純度コラーゲンを得る最先端技術の方法といえるでしょう。
製造法の情報を消費者に伝達しようとするところは少ないのが現実ですが、製造方法の概要を理解して、製品を自分の目でチェックできるようにしたいものです。
また、実際に店舗に問い合わせてみることも良いでしょう。
良心的な店舗は製造法も公開している
全ての情報を開示している業者は少ないですが、稀にそういった店舗もあります。原料の由来、製造方法、製造者のすべてを開示している良心的な製品を選ぶようにしましょう。