Laboratory column

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歯周病予防やホワイトニングに!目的に合わせたおすすめ成分。

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歯磨き粉は目的に合わせて選ぶ

「歯の健康が気になる」
「黄ばみが気になってきた…」
など、歯のお悩みが生まれたとき
「今の歯磨き粉で良いのかな?」と思ったことはありませんか?

しかし、ドラッグストアや通販サイトに並ぶ歯磨き粉は多種多様。

「結局どれが良いのか分からず、選べない」
という方もおられるようです。

そこで今回は、目的に合わせたおすすめの成分をご紹介します。
「自宅でホワイトニングできる歯磨き粉は?」
「歯周病予防に有効な成分は?」
など、成分を知れば、自分に合った歯磨き粉を選べるようになるため
悩んで時間をかけてしまったり、高価すぎる商品を買うリスクも避けられます。

ぜひ、ご自身やご家族の歯の健康にお役立てください。

なぜ目的別に選んだ方が良いの?


歯磨き粉を目的に合わせて選ぶ1番大きな理由は

・商品によって成分や効果が異なるため
です。

近年、オーラルケアに関心をもつ方が増えており、
歯磨き粉も歯周病ケアに特化した商品や、セルフホワイトニングに効果的な商品、
虫歯予防用の商品など、バリエーションが豊富になっています。

歯磨き粉の効果は配合成分によって異なり、例えば

・歯周病予防には期待できるが、ホワイトニング成分は配合されていない商品
・ホワイトニング効果は高いが、刺激が強く知覚過敏の方には向かない商品

などもあります。

そのため
「歯の黄ばみが気になる」
「健康な歯を保ちたい」
などお悩みをお持ちの場合は、成分を確認して歯磨き粉を選ぶと、より効果が期待できます。

目的に合わせたおすすめ成分


・歯周病予防をしたい
痛みがないため気づかないうちに進行し、歯を失う原因になってしまう歯周病。
予防のためには毎日のケアが大切です。
なかでも、おすすめの成分は以下の2つ。

・IPMP(イソプロピルメチルフェノール)
・CPC(塩化セチルビリジニウム)

どちらも殺菌効果の高い成分で、口の中の細菌の増殖を抑えてくれます。

また、忙しくて歯磨きができないときや、就寝前のケアとして
マウスウォッシュを使うのもおすすめ。

IPMP(イソプロピルメチルフェノール)、CPC(塩化セチルビリジニウム)のほか、

・グリチルリチン酸2K
・キシリトール

が入ったマウスウォッシュを選ぶと、歯肉炎予防や虫歯予防にも役立ちます。

・虫歯予防効果を高めたい
虫歯予防の最も代表的な有効成分は
・フッ素(フッ化ナトリウム)
です。

フッ素には3つの効果があり、歯の表面を覆うエナメル質を強化し、虫歯を起こす細菌の働きを抑制。さらに、虫歯になりかけて溶け出したエナメル質を修復する再石灰化の効果があります。

フッ素は歯科医で塗布してもらうこともできますが、予防効果を高めるためには、毎日のケアにフッ素配合の歯磨き粉を取り入れるのがおすすめです。

・歯を白くしたい
食事による着色汚れや加齢によって気になる歯の黄ばみ。
「白い歯で口元に自信をもちたい」という方も多いのではないでしょうか?

特に、自宅でのホワイトニングにおすすめの成分は

・ポリリン酸ナトリウム
・ヒドロキシアパタイト
の2つです。

ポリリン酸ナトリウムには、着色汚れの除去効果や沈着防止効果、さらに抗菌作用による虫歯・歯周病の予防効果が期待できます。

ヒドロキシアパタイトは、着色汚れの除去効果が期待できます。
また、歯の表面に付いた傷の修復機能があるため、目に見えない小さな傷を埋め、歯の表面をなめらかに保つことで加齢による歯の黄ばみ、さらに虫歯予防の効果も期待できます。

この2つはそれぞれ違った機能があるため、どちらも配合された歯磨き粉を選ぶのがおすすめです。

パウダータイプや医薬部外品も要検討


歯のお悩みには目的に合った歯磨き粉選びとともに、ていねいなブラッシングが大切です。
しかし、泡立ちが良すぎたり、清涼感の強すぎる歯磨き粉は
「磨いたつもり」になり、ていねいなブラッシングを妨げてしまうこともあります。

そのため、泡立ちが控えめなパウダータイプやジェルタイプを使うのもよいでしょう。

また「医薬部外品」の商品は厚生労働省が許可した有効成分が一定の濃度で配合されているため、一般の商品よりも高い効果が期待できます。

成分のほかにも、ペーストタイプ・パウダータイプといった使用感、医薬部外品かどうかもチェックすると、より自分に合った歯磨き粉が見つけやすくなります。

◎ブラッシングのコツは以前の記事でご紹介しています。
併せてチェックしてみてください。
「歯周病予防のための歯磨きのコツ3選!歯の健康がQOLにも影響。」
https://ruken.org/post_column/apatite_10/

まとめ


歯周病予防やセルフホワイトニングなど、種類が多く「どれを選べばよいか分からない」という方も多い歯磨き粉選び。
就寝前や歯磨きができないときにはマウスウォッシュの使用も効果的です。
歯磨き粉・マウスウォッシュを選ぶとき、大切なのは目的に合った成分が配合されているか確認すること。

特におすすめの成分は、以下の7つです。

■歯周病予防
殺菌
・IPMP(イソプロピルメチルフェノール)
・CPC(塩化セチルビリジニウム)
抗炎
・グリチルリチン酸2K

■虫歯予防
・フッ素(フッ化ナトリウム)
・キシリトール

■ホワイトニング
・ポリリン酸ナトリウム
・ヒドロキシアパタイト

なかでもヒドロキシアパタイトは、着色汚れの除去や歯の表面に付いた傷の修復が期待されている成分です。
また、「医薬部外品」の商品には厚生労働省が許可した有効成分が一定の濃度で配合されているため、成分と一緒に確認することをおすすめします。

成分を見分けられるようになれば、歯の健康を守れるだけでなく時間やコストの節約にもつながります。
オーラルケアは毎日の継続的なケアが大切ですので、ぜひ自分に合った歯磨き粉を見つけてください。

■ルウ研究所の歯磨き粉はこちら
・キラルンプレミアム パウダー
https://www.ruken-onlineshop.jp/SHOP/RU012.html

・キラルンプレミアムペースト
https://www.ruken-onlineshop.jp/SHOP/RU001.html

・オーラルケア商品一覧はこちら
https://www.ruken-onlineshop.jp/SHOP/140492/list.html

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