ルウ研究所

なぜ男性の肌に手入れが必要なの？テカリ、カサつきは解消できる！？

「男性の肌は強い」は間違い？

これまで肌ケアをしたことがない男性は
「自分は肌が丈夫だから、特別な手入れは必要ない」
と思っている方も多いもの。

しかし、本当にそうでしょうか。

シェービング後の赤みやかゆみ、日中のベタつき…
朝、鏡を見て
「最近、肌がたるんできたような…」と感じることはありませんか？

なぜこのような悩みが起きてしまうのでしょうか。
男性の肌の特徴と一緒に解説していきます。

肌の構造

肌は三層構造になっていて、主に外側から
「表皮」
「真皮」
「皮下組織」
に分かれています。
一般的に「お肌」といわれるのは「表皮」の部分。外的刺激や細菌感染から体を守る、バリアのような働きをしています。
その下の「真皮」は約70％がコラーゲンでできており、加齢や生活習慣でコラーゲンが減ってしまうと、シワや顔のたるみにつながります。

男性の肌の特徴

（１）女性に比べて肌の水分が少なく、油分が多い

健康で清潔感がある肌には、水分と油分のバランスが重要。
油分が多すぎるとテカリやベタつきが気になるほか、ニキビなどの肌トラブルにもつながります。

しかし男女の肌を比較すると、男性の皮脂分泌量は女性の2～3倍。
水分蒸散量は2倍以上、水分量は1/2程度とされています。

男性ホルモンであるテストステロンの影響で皮脂分泌が多くなりやすいため、水分・油分のバランスを整えてあげる必要があります。

（２）毎日のシェービングでダメージが蓄積

毎朝のヒゲ剃り。
シェービングジェルや肌にやさしいシェーバーを使っていても、肌に刃物を当てているのですから、ダメージは少なくありません。
しかし、赤みが出たりヒリヒリ感がある場合も、お仕事の都合上、ヒゲ剃りは必要不可欠なことも…。

日々の肌ダメージを軽減するためにも、シェービング後のケアが大切です。

（３）紫外線対策不足

街で日傘をさしている女性を見かけたことはありませんか？
紫外線によるダメージは性別に関わらず、シミやシワ、たるみにつながります。

一方で、日傘や日焼け止めといった紫外線対策をしっかり行っている男性は、まだまだ少ないのではないでしょうか。

年齢を重ねてから肌に最も影響が出るのは、紫外線対策といっても過言ではありません。
現在、さらに5年、10年後に若々しい肌を保つためにも、紫外線対策は欠かせません。

まとめ

ホルモンバランスや生活習慣の違いから、思った以上にダメージを受けている男性の肌。とはいえヒゲ剃りなど、すぐに止められないものもあります。
また、全ての男性が皮脂量が多いわけではなく、なかには「いつも肌がカサカサしてしまう」という方もいるでしょう。

大切なのは、肌のバランスを整え、健やかな状態を保ってあげること。

特に「はじめてメンズコスメを使う」という場合は、トラブルを防ぐためにも、天然由来など肌にやさしい成分で、しっかりした管理体制のもと作られたアイテムを選ぶとよいでしょう。