ルウ研究所

清潔感のある白い歯に！今日からできるホームホワイトニング。

ホワイトニングに関心をもつ方が増加中！

昔は芸能人など一部の方が熱心に取り組むイメージだった
歯のホワイトニングですが、近年は一般的になってきました。

特にマスクが日常になった現在は
「マスクを取った時の口元に自信をもちたい」と、
ホワイニングに関心をもつ方が増えているようです。

そこで今回は、清潔感のある白い歯を保つホワイトニングの方法と、
おすすめの成分をご紹介します。

ぜひ、毎日の口腔ケアにお役立てください。

なぜ歯は黄色くなるの？

歯が黄ばんで見える理由は大きく２つあり、

１：食事による着色汚れ（ステイン）

２：加齢によるエナメル質の摩耗

１：食事による着色汚れ

２：加齢によるエナメル質の摩耗

ホワイトニングにはどんな種類がある？

一般的に、歯科医院や専門店で行う施術を「オフィスホワイトニング」、自宅で行うケアを「ホームホワイトニング」といいます。
ホームホワイトニングには専用の薬剤を使う方法とホワイトニング歯磨き粉を使って日々ブラッシングする方法があり、特に初心者の方が取り入れやすいのはホワイトニング歯磨き粉を使う方法です。

薬剤を使用するホワイトニングは即効性がありますが、その分刺激が強く、費用がかかりがち。また、歯の着色汚れは日常生活で少しずつ蓄積していくため、日ごろのケアをおろそかにしては白い歯は保てません。
一方で、ホワイトニング歯磨き粉は歯本来の白さを取り戻すためのもので、一気に歯を真っ白にすることはできません。

そのため、例えば

・日ごろはホワイトニング歯磨き粉を使い、着色汚れやエナメル質の摩耗を防ぐ
・特別なイベントの前は歯科医院でホワイトニングの施術を受ける

など、使い分けるのも良いでしょう。

ものを食べたり飲んだりする以上、どうしても起きてしまう着色汚れ。
白い歯を保つためには、特別なケアだけでなく、毎日地道にケアを続けることが大切です。

ホワイトニングにおすすめの成分は？

現在、歯のホワイトニングを謳う歯磨き粉は多数発売されており、
「どれを選べば良いのか分からない」という声をお聞きします。
迷った際は、最も重要なポイントである「成分」をチェックしてください。

特にホワイトニングに有効な成分は２つ。

・ポリリン酸ナトリウム

ポリリン酸ナトリウムには、着色汚れの除去効果や沈着防止効果が期待できます。
汚れを削り取るのではなく汚れを浮かせて剝がすため、歯の表面を傷つけないというメリットがあります。
また抗菌作用があるため、虫歯や歯周病の予防効果も期待できます。

・ヒドロキシアパタイト

ヒドロキシアパタイトにはタンパク質吸着作用があるため、歯の表面に付いた歯垢を絡め取り、着色汚れの除去効果が期待できます。
特に大きなメリットは、歯の表面に付いた傷の修復が期待されるところです。
また目に見えない小さな傷を埋め、歯の表面をなめらかに保つことで加齢による歯の黄ばみにも期待できます。

ポリリン酸ナトリウムとヒドロキシアパタイトはどちらもホワイトニングに有効な成分ですが、それぞれ違った機能があるため、どちらも配合された歯磨き粉を選ぶのがよいでしょう。

また一般的な歯磨き粉はペースト状ですが、パウダータイプ、ジェルタイプもおすすめです。発泡性が強すぎると「磨いた気」になってしまい、ていねいにブラッシングできない場合があります。
毎回ていねいなブラッシングが難しい方は、朝・昼はペーストタイプで手軽に、夜はパウダータイプでていねいに…と使い分けすることで、無理なくケアを続けられるでしょう。

まとめ

気になる歯の黄ばみは、着色汚れや加齢の影響によって起こります。
本来の白さを取り戻すためには、歯科医院や専門店でのホワイトニング以外にも、日々のホームケアが大切です。
ホームケアで重要なのが、ホワイトニング歯磨き粉。
特に、ホワイトニングの有効成分である
・ポリリン酸ナトリウム
・ヒドロキシアパタイト
の2種類が配合されたものがおすすめです。

また、歯本来の白さを取り戻すためには正しいブラッシングも重要です。

前回のコラム「歯周病予防のための歯磨きのコツ3選！歯の健康がQOLにも影響。」
（https://ruken.org/post_column/apatite_10/）

と併せて、健康的で清潔感のある白い歯を守っていきましょう。