研究所コラムLaboratory column
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男性のための肌ケア情報!メンズコスメの選び方② 成分編
「自分に合うメンズコスメ」で、清潔感のある肌へ
SNSや雑誌でも話題のメンズコスメ。
「興味はあるけど、化粧水だけでもたくさん種類があるから
どれが良いか分からないなぁ…」
と迷っていませんか?
今回ご紹介するのはメンズコスメの基本。
初めてメンズコスメにチャレンジする方や
「具体的に何をすれば良いか分からない」という方に向けて、
あなたのお肌に合うおすすめ成分をご紹介いたします。
>>メンズコスメの選び方① 種類編
と併せて、アイテム選びにお役立てください。
あなたはどんな肌タイプ?
メンズコスメは「自分の肌に合ったアイテム」を使うことが大切。
たとえば、肌が脂っぽくて悩んでいるのに
こってりしたクリームなどで油分を足した場合、一層ベタついてしまいます。
そのため自分の肌タイプを知ることと、それに合わせたアイテム選びが重要。
では、基本的なお肌のタイプを見ていきましょう。
1:乾燥肌
皮脂も水分も少なく、全体的にカサついている。目元や口元が乾燥してガサガサしてしまうことがある。
2:普通肌
皮脂・水分ともにバランスがよく、目立ったお肌悩みはないが季節によって乾燥・ベタつきに悩むことも。
3:脂性肌
皮脂量が多く、顔全体のテカリや毛穴に悩みがち。夏場は特にベタついてしまうことがある。
4:敏感肌
肌荒れしやすく、ちょっとした刺激で赤くなったりニキビができやすい。普段は悩みがなくても、季節の変わり目に敏感肌になってしまうことも。
5:混合肌(インナードライ)
皮脂量は多いのに水分量が少なく、乾燥が原因で皮脂分泌が活発になってしまう。顔のなかで、乾燥する箇所とベタつく・テカる箇所があるのが特徴。
肌タイプに合わせたおすすめ成分
ご自分の肌タイプが分かったら、次はおすすめの成分・選び方を見ていきましょう。
1:乾燥肌
最も大切なのは保湿。そのため、化粧水・乳液ともに保湿成分が入ったアイテムを選びましょう。
保湿成分(例):コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、スクワランなど
2:普通肌
すこやかな状態を保つために、保湿を基本としたアイテムがおすすめです。また、より良い状態を保つためにアルコール(エタノール)フリー、無添加、天然由来成分配合などの
表記があるアイテムを選ぶのもよいでしょう。
お肌にやさしい製法・成分で作られたアイテムが、肌の潤いやキメをしっかり支えてくれます。
3:脂性肌
脂性肌の場合、必要な油分は残しながら潤い(水分)を残すスキンケアが大切。特にベタつく場合は「収れん化粧水」で皮脂分泌をコントロールすると、洗顔後のさっぱりした感覚が長続きします。
収れん成分(例):ビタミンC誘導体、ヨクイニン(ハトムギ)エキス、ハマメリスエキスなど
4:敏感肌
お肌が不安定になっているときは、低刺激のアイテムを選ぶと安心です。「アレルギーテスト済み」のアイテムや、防腐剤・香料・鉱物油を使っていない商品を選ぶのがおすすめです。
5:混合肌(インナードライ)
混合肌の原因はお肌の乾燥によるものがほとんど。そのため、保湿を前提にしながら「オイルフリー」のアイテムや、
乳液・クリームではなくジェルを使うなど、水分を与えて油分をコントロールするケアを行うとよいでしょう。
まとめ
現在、メンズコスメはさまざまなアイテムが発売され
自分に合った商品選びが難しい場合もあります。
そんなときは、まず自分のお肌タイプを知り、
それに合わせてアイテムを選ぶのが大切です。
乾燥が気になるなら「しっとり」や「高保湿」と書いてあるアイテム、
ベタつきやテカりが気になる方は「さっぱり」や「オイルフリー」のアイテムがおすすめ。
また、どんな肌質でも水分を補い肌を保湿してあげることは重要。
年齢とともにお肌の水分量は低下していくため、
シワやたるみなどエイジングケアにも保湿が重要です。
>>メンズコスメの選び方① 種類編
と併せて、アイテム選び・すこやかなお肌づくりにお役立てください。